お知らせ&スタッフブログ
2024/05/10 お知らせ
築20年、50代半ば。
「思い切って家を建て替えて20年、この家にとても満足しています。」
と70代後半の人生を暮らすご夫婦。
子供たちはみんな巣立って、それぞれの家庭を持って別に暮らしています。
みんなが集まると20人近くなるそうです。
外の木部は一部を取り替えただけで元のままです。
メンテナンスの塗装は時間があるとき楽しみながら自分でやることに。
砂シックイの壁は当時のまま何もしないでいます。
屋根はそろそろ塗装時期を迎えます。
「深い軒が季節で変わる太陽の日差しをコントロールしてくれていることが
住んでるうちに理解できました」
20年という月日が過ぎる中で、自分の家の理解者となって
建築した育暮家に暮らし方のアドバイスをしてくれます。
「駅まで1.7㎞です。これを半径にしてその円に囲まれた範囲は歩いていくようにしています」
若いときは当たり前にあった体力、でも70代になって体力維持は自分の努力次第。
「この、樋隠しの板自分で傷んだところ取替えたんです」
「裏側見て下さい」 何か自慢げ・・・
裏側を覗くとアルミ缶を切って平らにしてビス打ちされていました。
板のつなぎ目の補強がアルミ缶利用でした。
育暮家には、20年前に作った育暮BOOK全5pがあります。
住み継ぎ、語り継がれる物語 | 静岡、藤枝、焼津、島田、掛川の注文住宅|育暮家はいほーむす (hihomes.co.jp)
15の暮らしへ思いを込めました。
その中の1つです。
こちらの住まいは、100年後まではまだ80年あります。
「この家は僕が継ぎたい」とアピールしているお孫さんがいるようです。
おじいちゃんが手をかけた家、100年後にどんなご家族が住んでいるのでしょう?
20年前、そしてこの先の未来を語り合いました。
玄関ホールの椅子に座って、高窓から差し込む陽ざしに1時間。
幸せそうな家にほっとしました。
育暮家