お知らせ&スタッフブログ

「家の力」ホームホスピタリティのページが出来ました。

育暮家が家づくりを始めてから、かれこれ36年になります。

当時は住宅着工件数が180万戸と言われる時代でした。

30代で家を建てられた方々は後期高齢者になられました。

メンテナンスでお邪魔すると

住いと暮らし、住まいと人、

家と人が寄り添いながら年月を重ねていく様子が

伝わってきます。

 

家がそのご家族に受け入れられ愛されていると

私たち作り手も喜びを共にさせて頂くことがよくあります。

そして、家はご家族の喜びや幸せと共にあることで

きっと家自身もしあわせなのだと思います。

 

「相互満足はホスピタリティー」

どうしたらいつまでもお互いの満足が保たれるのでしょうか。

私たちがしっかりメンテナンスを行うことは言うまでもありませんが、

それだけではお互いの「良かったね」には足りないかもしれません。

そこにもう一つの何かがあるのでは、と

考えるようになりました。

 

もう一つの何か、ご家族や私たちを喜ばせてくれる何か

それは?

これまで経験したことを頭の中でいろいろとそして何度も葎せていくと、

それは家が放つ力、家が持つ力の存在ではないかと思うようになりました。

すぐさま紙に大きく「家の力」と書き残しました。

 

ホスピタリティーという言葉をよく耳にします。

漠然とその意味を思いやりや気配りのことかな、と勝手に解釈していました。

あるとき、その文字を検索してみると「ホスピタリティーは相互満足のこと」

そのようなことが書かれていました。

 

そうか、お互いが満足すること、相互満足は「ホスピタリティー」のことなのだ。

その相互満足、ホスピタリティーを導いてくれるのが「家の力」なのだ。

そう考えるととてもスッキリし、何かうれしくもなりました。

 

ホスピタリティーは広く使われる言葉です。

私たちは住まいづくりを営むものです。

ホスピタリティーを私たちに合わせてみるとすれば、

HOMEホームを足してみたらとどうだろう。

「ホームホスピタリティー」

とてもよくなじみました。

こうしてもう一つ私たちの言葉が生まれたのです。

 

家の力がホームホスピタリティーを育む。

40年近くの時を経て、私たちがなぜ家づくりを仕事として続けていくのかの

答えをようやく出せたと思いました。

ハードやテクニックだけでは実現しないホームホスピタリティ。

家の力の存在を意識し、家の力を信じる家づくりに向かってこそ

ホームホスピタリティを導き出せる。

 

ここからは、育暮家が目指す家づくり、

家の力・ホームホスピタリティが溢れる家づくりを深めて参ります。

 

HPに新たなページを作りました。

 

私たちが体験した「家の力」を物語として動画で紹介していこうと思っています

物語(1)が出来ました。

お時間の許す時にご覧いただけたら幸いです。

 

体験や実践、感想やご意見等を交えて徐々に内容を充実させながら

「ホームホスピタリティ・家の力」の魅力を

お伝えして参ります。

よろしくお願いいたします。