私のウェルエイジング

気がついたら二人暮らし

こんな会話がありました。

「お正月の一日、子どもや孫たちが集まってね。
全部で19人。にぎやかにやるんだよ」

『へえ、大勢でいいですね』

「でもね、気がついたら嫁さんと二人暮らしになってたんだよ」

「小さいころからずっと大家族で暮らしてきたから、
二人で暮らすなんて想像してなかったしね」

『今は、単身や二人暮らしも珍しくないですよね』

「そうなんだけどさ。
あらためて“二人暮らし”って意識すると、なんだか少しぎこちなくてね」

子どもたちがそれぞれ独立し、家庭を持ち、
ご夫婦の「二人暮らし」が始まります。

新婚当時の二人暮らしと違うのは、
夫婦として、家族として、長い時間をともに過ごしてきたということ。

お互いの性格や癖も、よく分かっている。
けれど、残りの人生を思い描きながら、
これまでの歩みを振り返る中で、
「これから、どう生きたいか」「何を大切にしたいか」も、
少しずつ整理されていきます。

より寄り添いながら、
同時に、それぞれの思いや時間も尊重したい。

身体の変化を感じ、
健康を守るための備えにも、自然と意識が向くようになります。

家事の分担や、毎日の過ごし方、
これまで当たり前だった暮らしのリズムも、少しずつ変わっていきます。

そんなお二人の変化に、
家がやさしく応えてくれるとしたら。

「こうすれば、もう少し“日々がいいね”になるかもしれない」
そんな小さな気づきが生まれたとき、
住まいを見直すタイミングなのかも、と思っていただけたら。