私のウェルエイジング

井形慶子さん 50代で何かを始める前提は、それが好きなことか、やりたいことか。

ミスターパートナーの井形慶子さんから、9月初めに新刊のご案内がありました。

「年34日だけの洋品店」―大好きな町で 私らしく働くー 集英社

とても変わったタイトル。ブックカバーにはユニオンジャック旗めく小さな店構え、キュートな人懐っこい笑顔につぶらな瞳の井形さん。大好きな地元吉祥寺で大好きなイギリスのお店をとても楽しみながら、慈しみ、心地よい空間につくりあげているんだろうなあって、

しかも34日だけ。忙しい井形さんが心底、心を込めてお店を開くのには丁度いいのかも。

その思い切りの良さも魅力です。いろんな準備を整えて、お客様を迎える34日の店開き。

 

人生100年時代、50代は好きなことに対する思い入れや知識も深く、体力や人脈もある。

余裕をもって、あんまりシャカリキにならず、ここからの豊かな人生を考えたい。

60代半ばすぎちゃったけど、井形さんを見習ってやれることを探してみよう。

以前通っていたブティック、閉店してから、私の大事な居場所の一つだったと気づいた。

店主といろんな話をし、わたしの好みの洋服(サイズもぴったり)や雑貨を手に、気づけば

数時間狭い店で笑いあっていた。私の息抜きの時間だったと思う。そんな居場所にまた出会いますように。

 

朝晩少し寒くなってきたから、以前井形さんに頂いたきれいな色の羊毛の靴下、出番ですよ。

 

60代、育暮家スタッフ